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猫のゆりかごシサンとコロンバと中の人が話すブログ。時々別キャラ。 あと銀雨TRPGやりたーい。PAGE | 114 113 112 111 110 109 108 107 106 105 104 | ADMIN | WRITE 2008.08.18 Mon 05:25:24 生地の染料の匂いを嗅ぎ取りながら少女は言い「どれがいいかしらね。」 「ところでなぜ僕連れなんです?」 「帰省だとかで友人が捕まらないから。」 「はあ、ヒマですしね、僕。帰る家もないですし。」 「あんたと私が深い仲だと間違われたらブッ殺すけど。」 「そんなに嫌ですか。」 「嫌よ。」 「そこまで嫌われるとは心外ですねえ。」 「勘違いされたら困る人が居るからよ。」 「把握しました。いやあ悔しいなあ、近くに居る女性にそういう人ができるのは。」 「私のことなんてなんとも思ってないくせに。」 「まあ、否定はできませんが。」 「あんた、私以外の女にそれ言ったら殺されるわよ。」 「女性というのはわからないものです。とはいえ、僕、センスないんですよね。」 「私が選ぶからまってなさい。」 「長くなりそうなんでゲーセン行ってきてもいいです?」 「死ねばいいのに。」 「判りました、お付き合いします。」 「すぐ決めるわよ。あ、でもこれ高い。ひと夏に三万円はちょっと…… とはいえ安すぎるのは微妙な柄ばっかりだわ……」 「……(ああ、眠いなあという顔)」 「結局三万円が夜露に消えることになりそうだわ。 ……ああもう、来年も着るわよ着てやるわよ!」 「あ、終わりました?おつかれさまです。」 「これからあんたの仕事よ」 「はあ、何でしょう。」 「これをもって私とレジに行くの。何しろ私を見ると店員がビビるから。」 「まあ日本人って外人アレルギーですしねー。」 「ついでに払ってくれてもいいのよ?」 「謹んで遠慮させていただきたいところです。 ついグ○ーミーの手のキーホルダー二つ取るのに千円使ってしまってご飯代が危ない程度に小市民ですし。」 「甲斐性のない男ね。」 「正規の戸籍がない16歳に甲斐性を求めるのも酷だとおもいます。」 「ついでにグルー○ーのキーホルダー後で寄越しなさい。」 「五百円でなら。」 「クッ、なら自分で取るわよ。」 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |